幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

働き方改革

意識改革という罠

ダイバーシティに限らずパワハラ防止や職場風土改善、コミュニケーションの向上など様々なテーマでディスカッションするとき、よく出てくるのが「〇〇の意識改革(〇〇には社員、役員、管理職、上司、時には社長が入ります)」です。意識改革という言葉はと…

ウチの会社は違う問題

先日子供の学校の校長先生と話す機会がありました。最近は教員の労働時間が長いことで学校をブラック企業に例えられることもあり、実際に志願者も減っているようです。来年度は先生方の働き方にもメスが入るため、学校行事を見直さざるを得ず、色々運営が変…

副業について

他の企業のダイバーシティ推進担当といろいろ話していると、最終的に社員のキャリアの話に行き着くことが多いです。そしてそのキャリア開発の一つとして副業が注目されています。この記事もとても興味深かったです。 toyokeizai.net ダイバーシティは属性(…

労働時間を減らすために

労働時間を削減するための業務改善はいろいろなところで行われていますが、「今ある業務を見直して効率化する」というのは限界があるなと感じています。例えばExcelの関数の関数やちょっとしたマクロ、マニュアルや進捗管理の表を作成して共有するなどはすで…

在宅勤務

こんなに在宅勤務がブームになるなんて、少し前は全然想像できなかったですよね。政府のキャンペーンや経団連のプレッシャーが功を奏しているのがしれませんし、頻繁に起こる自然災害への対応として、危機管理の観点から止むを得ず、ということもあるかと思…

男性の育児休業その2

昨日の続きです。 私が個人的にオススメする育児休業の期間は1ヶ月から2ヶ月です。最低でも2週間ですね。一人で家事と育児を一日回すようになるためには平均的にこれくらいかかると思います。子供の普段の様子も分かるようになりますし。そして、1ヶ月仕事を…

男性の育児休業

先日産休取得予定の社員 と面談をした際に、配偶者が同じ会社だと知って、『それではだんなさんにも育休取ってもらいましょうね』と言ったら驚かれました。当社では男性の育休プロモーションはまだ始めたばかりなので、仕方がないかもしれません。その社員に…

ワークライフバランスと多様な働き方

長時間労働の削減にこれだけ注目されていても、現場ではなかなか進まないという組織も多いと思います。根本的な改革や大規模な投資、強力なトップダウンなどで大きな成果を出している企業もありますが、そういう事例を見て素晴らしいと思う一方、『ウチの会…

残業削減のキモ

定時でパソコンの電源が切れたり電気が消えるという方法は確かに有効ですが、とはいえそこまで思い切れる会社もなかなかないですよね。多様な働き方だと言ってるのに全員が同じ時間に仕事を終えるというのも矛盾しています。理想は管理しなくてもみんなが会…

働き方改革の意義

残業を減らす意味、目的は何なのでしょうか?残業代を減らすため?それなら管理職は減らす必要ないですよね?過労死やメンタルヘルスの問題を減らすため?それなら定時で帰る必要ないですよね。 若い人は、もっと仕事を覚えたいと思っていて、残業削減がモチ…

働き方改革の功罪

働き方改革という言葉はかなり手垢がついてしまっていますが、それでも実態はまだまだ進んでいないんですよね。企業間の差も広がっていますが、むしろ一つの企業の中の差の方が大きいのではないかと思います。 営業やオペレーション部門は人が減っていってい…