幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

ウチの会社は違う問題

先日子供の学校の校長先生と話す機会がありました。最近は教員の労働時間が長いことで学校をブラック企業に例えられることもあり、実際に志願者も減っているようです。来年度は先生方の働き方にもメスが入るため、学校行事を見直さざるを得ず、色々運営が変わるとのことでした。

校長先生は『働き方改革は学校にはそぐわない』というニュアンスのことを言っていましたが、ダイバーシティ働き方改革に対する最初の反応はまさにこれですよね。『ウチの会社は特殊だから(営業メインだから、工場があるから、建設業だから、海外とやりとりがあるから、お客様第一だから、サービス業だから、組織が大きいから、中小企業だから)』というありとあらゆる理由でそぐわないと言われます。でも、人が複数いる組織では、規模や業種に関わらず取り組みは必要だし可能です。こんな風に理由を並べてみたら、どの理由にも意味がないことにすぐ気がつきますよね?

もちろん学校でも同じことで、確かに教育の質は落とせないとか緊急対応がある、行政や保護者からの要望がある一方、売上やコストという指標はないので際限なく仕事ができる、という状況は理解できますが、とはいえ先生も人間ですので長時間労働は必ず健康やアウトプットの質に悪影響を及ぼします。結局はどの業種であっても様々なチャレンジがある前提で、それでも取り組む必要がありますし、そして改善は可能です。

これまでの習慣や伝統、前例やこうあるべきという思い込みにとらわれず、とにかく一歩を踏み出すことがどの現場でも大事だと感じています。最初の一歩はとても勇気がいりますが、その分大きな価値があると思います。