幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

その仕事、どこの担当?

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

 

先日、人材育成のセミナーに参加してきました。業界の違う大企業2社の取り組み事例の発表を聞いて新しい発見もありました。一つはイノベーションですね。歴史と伝統があり、今のビジネスもうまくいっていて、きちんと稼いでいる企業も、イノベーションのための研修、仕組み、制度や組織の変革にはお金と人をかなりの勢いで投入しています。

もう一つはそういうイノベーションや新規事業開発、またそのための仕組みや制度ときにはイベント運営など、実務的な仕事をどこが担当するかはっきりしていないことです。セミナーの中でも社長の指示を色々な部門の人たちが共同でやったので、こればいわゆる人事制度ではない、とおっしゃっていました。紹介された取り組み自体は人材育成に大きく貢献するものなのですが、一方でたしかに既存の人事の仕事の領域を大きく超えています。

今後ビジネスやテクノロジー、働き方が変わっていく中で、今の部署や部門の切り分けでは対応できない仕事の方が大きくなっていくのではないでしょうか。その証拠に多くの会社で「ウチは組織変更が多い」「人事異動が多い」という声を聞きますし、またプロジェクト型での仕事も増えてきましたよね。それでも縦割り組織の弊害(いわゆるサイロですね)はまだまだ残っています。

協力なトップダウンがなければ誰かがリードしなければいけないけれど、いろんな部署の人と調整するのは大変です。ここでも結局は自分の強い(個人的な)想いが必要なんですよね。

セミナーの中でも登壇者が口を揃えて自分のやりたいことを見つけて実現する力が重要だとおっしゃっていたのが印象的でした。

 

子供にもやりたいことをやらせてあげたいけれど、時々「そんなにゲームだけ?」って思うMeikoでした。

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