幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

仕事の手を抜くということ

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

 

残業削減に取り組む会社はかなり増えてきましたが、なかなか進まないという声も良く聞きます。残業の理由は色々あるのですがアンケートでダントツなのは業務量の多さです。人が足りないのに補充されない、新しい仕事が日々降ってくる、コンプライアンスや情報セキュリティ対応でプロセスが増えた、社内システムが使いにくいなど…。

これらの課題は基本的に待っていても解決しません。ちなみに私の乏しい経験から導き出した法則の一つに「社内システムはバージョンアップされるたびに使いにくくなる」というのがあります。これは情報システム部の人のせいではなくて、組織全体の問題なのですが、それはまた別の機会に書きます…。

というわけで残業削減は自分で何とかするしかないのですが、まずすべきは「手抜きマインドセット」を身につけることです「え!仕事の手を抜くなんてやっちゃダメでしょ」と思った方は是非手を抜いてください。そういう方はとても真面目なのでご自分で手を抜いたと思っても周囲は全く気が付かないはずです。最初は少しずつプロセスを省略していって、影響がどんなものかを確認します。ちなみに私は親会社からのリクエスト(提出物とか)は最後に回しています。特に突然来た納期が厳しいものほど相手も悪いと思っているので大丈夫なことが多いです。

また、会社全体の視点で見てみると自分の仕事の影響って大したことないなと感じた経験ないですか?誰かが突然休んでも辞めても何とかなっているのを見ると、私もそうなんだろうなと思います。会社としてはお客様第一だと思うので、その視点で優先順位を付けてみると手を抜いてもいい仕事が見えてきます。

個別の事情は様々ですが、まずは「仕事は手を抜くべきではない」という考えから脱却して、いかにオフィスにいる時間や受け身の仕事の量を減らすかを考えたいですね。そしてプライベートを充実させて仕事の成果に繋げられるスパイラルに入れるといいのかなと思っています。

 

子供に宿題しろって言うと逆にやろうとしなくなるっていいますが、言わないと本当にやらない場合はどうしたらいいんだろうと悩むMeiko でした。

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