幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

「完成度8割」上司と部下のギャップ

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

 

働き方改革で業務の見直しをする際、「100%完成してからではなく、80%で提出しよう」というアドバイスがあります。80%から100%に近づける努力は時間の割に報われないことが多いのでその時間を節約しようという話です。実は私の会社でもグローバルで「8割でOKにしよう」キャンペーンが繰り広げられています。こちらは働き方改革ではなくスピードアップが目的なのですが。

ただ、8割の完成度とは具体的にどのようなものか、大体上司のイメージとは違ってしまうんですよね。パワーポイントで作る資料なんかは典型的で、私の80%は上司の50%だったりします・・・。いずれにしても、「80%にしよう!」と言うだけではあまり意味がなくて、取り掛かる前に完成イメージを具体的にすり合わせをすることが必要だと感じています。

この具体的なイメージのすり合わせは、業務改善をする上でとても重要なのですが、実はこういう話には上司も部下も抵抗を感じることが多いんですよね。なんとなく近道を探しているようだからでしょうか。昨日の話とも関連しますが、上司のイメージを具体的に聞き出すことが「察する努力」「自分で考える努力」をせず手を抜いているように見えるのかもしれません。

でも、手を抜いたり近道を探すことは、何よりもスピードを求められる今、非常に重要です。部下は罪悪感を捨てて具体的に上司のイメージを引き出し、上司はそれを進んで説明する、というお互いの歩み寄りが日々なされるようになると、それがとても大きな変化に繋がります。ちなみに上司の上司もさらに重要で、私の場合、社長が細かいことを気にしない人に代わってからずいぶん効率的になりました。ありがたいことです。

 具体的な業務改善については下記のマニュアルが参考になります。

ホワイトカラーの時短研究 | リクルートワークス研究所

 

夫婦やカップルで、記念日のイベントやプレゼントのイメージにギャップがあると結構悲惨ですよね・・・。ウチはお互いに「無し」なので気が楽だと思うMeikoでした。

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