幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

 

ダイバーシティでホットなトピックはアンコンシャスバイアス、無意識の偏見ですね。人は誰でも無意識の偏見を持っているのですが、自分自身でそれに気づく機会は普段なかなかありません。また、この偏見は無くせるものではなくて、自分に偏見があるという事実を受け容れていくことが重要です。そもそも人それぞれ価値観や考え方は違うわけで、それが偏見かどうかということよりも、不用意な言葉で誰かを傷つけないために、自分とは異なる前提や考え方の人がいることを意識する、つまり「無意識」の方を無くしていくことが必要だと思っています。

例えば、女性ってこう言うよね〜とか男性はこうしがちだよね〜とか、自分の経験に基づいて口に出したとしてもそれ自体は問題ではありません。一方、「こうすべきだ」「こうあるべきだ」と相手に求めるのは自分とは異なる考え方の人を否定することに繋がり、そういう前提から出た言葉が相手に「私っておかしいんだ」とか「こんな私はダメなんだ」と思わせたり、傷つけたりしてしまうかもしれません。

感情と同様に「どう感じるか」もコントロールすることはできませんが、自分の発する言葉をコントロールすることは可能です。もちろん意識していても「しまった!」となることもありますが(私は残念ながらよくあります・・・)、自分とは考え方が違う人がいるんだと常に意識することだけが、アンコンシャス・バイアスに立ち向かう方法だと考えています。そして自分が無意識に何か不用意な発言をしてしまったとき、相手がそれを指摘しやすいキャラクターでいたいなと思っています。

 

子どもが言うことを聞かないと「何でお母さんの言うこと聞かないの!!」とキレてしまうのですが、これって「子供は親の言うことを聞くべき」という無意識の偏見ですよね・・・と反省するMeikoでした。

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