幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

あの憎むべきマイクロマネジメント

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

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私は自分の仕事は自分なりの進め方でやりたいので、マイクロマネジメントの上司になった瞬間にモチベーションが一気に下がり、そして私自身の評価も下がってしまいます・・・。なのでどんな会社かというよりも上司との相性の方が重要です。要は優秀な部下がいるのではなく、上司がその部下を優秀な人材にできるかどうかだと考えていて、もちろんその逆も同じことですね。

社員面談でもその方の上司、もしくはさらにその上の人の細かい口出しに辟易している人がとても多いと感じます。ちなみにこれは日本人だけでなくて、外国人の上司でもあります。これは私のアンコンシャスバイアスでもあるのですが、「真面目で細かいスペイン人シニアマネージャー」に出会った時にはちょっとびっくりしました。

私の場合は、ゴールの認識が同じであればそれに辿り着くやり方は実際手を動かす人に任せて欲しいと思っています。もちろん部下によって相性の良いマネジメントの仕方は違うので、その人の特性に合わせてもらえるのが一番ですよね。以前あるマネージャーが「あいつは自由にさせとくと良い仕事するんだよね」と話していて、私もこういう人が上司だとやりやすそうだなと思いました。

部下の仕事に細かく口を出すのは、任せられるスキルや経験がないとか、あるいは上司自身がリスクを取る覚悟が無いとか、自分の経験から正しいやり方を知っている(と思ってる)とか、単純につい口を出してしまうとか色々あると思います。今は特に効率性を求められるので、無駄な回り道をして欲しくない、というのもあるかもしれません。

ただどういう理由があるにせよ、マイクロマネジメントされるとどうしてもその人に信頼されていないと感じます。アドバイスや細かい指示は、こちらが求めていたり、少なくとも受け容れる態勢になってからもらいたいものです。このような自分に対するマネジメント方法(いわゆるトリセツですね)を上司に説明するのもマイクロマネジメントを避けられる一つの方法かもしれませんね。

 

何度もこのブログで書いていますが、口出しせずに子供を見守ることができるのは、もはや神の領域だと思うMeikoでした。

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