幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

上司を立てるという能力

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

f:id:Meiko_KR:20190228205734j:plain

私には自慢じゃないですが「偉い人に気を遣えない」という致命的な欠陥があります。(威張って言うことじゃないですね・・・)直属の上司はもちろん、役員や社長であっても割とはっきり意見を言ってしまいます。一応自分なりに丁寧な言葉を使ったりはしているのですが、驚かれたり、ときにはムッとされたりすることもあります。

組織風土の変革やダイバーシティ推進は経営層にも行動変容を求めるので、こちらの要望をきちんと伝えなくてはいけない場面は必ずあります。でなければ推進できないですよね。ただ、そうは言っても「立場が上の人を立てる」というマナーは必要ですし、ある意味では取り組みをスムーズに進めるためのテクニックや戦略としても重要ですよね。

上の人との会議が終わるたびに「あれは言うべきだったのか、言い過ぎだったのか、でも言わないと提案が通らなかったかもしれない」という堂々めぐりの反省をすることが多いです。実際に「言い方が上から目線だ」と言われて(もちろんそんなつもりはなかったので)落ち込んだこともあります。

そのうちに、「相手をうまく立てる」という能力が私には無いのではないかと思うようになりました。おそらく大多数の人は「彼は役員だからここはいったん引いておこう」などという思考が無意識にできると思うのですが、それが私にはできません。お世辞だったら一応言えますし、上の人から「こう決まりました」と言われればそれには従うのですが、重要な場面で「引く」ということは私にとっては非常に難しいんですよね。ちなみに年下や後輩、新入社員に対してもなぜか敬語を使ってしまうので、おそらく私には階層のレベルに応じた言葉や態度の使い分けができないのかもしれません。長く社会人をやってきましたが、職を失わずにここまで来れたのはある意味奇跡だなと感じている今日このごろです。

 

 花粉がキツくなってきてマスクが手放せないのですが、打ち合わせなどでマスクを外したときに顔に跡がついてしまうのが地味に悩みのMeikoでした

Meiko_KR (@Meiko_KR_tw) | Twitter