幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

フィードバックが怖い?

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

 

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聞くのは少し怖いけど自分が成長するために欠かせないこと、それがフィードバックです。上司との定期的な面談をしている会社であればみなさんも受けたことがあると思います。管理職に「効果的なフィードバックの仕方」について研修している会社も非常に多いですね。組織で浸透するにつれて「フィードバックしますね」とか「フィードバックしてください」という会話も普通に聞かれるようになりました。特に外資系企業ではよく見かけますね。

ただ、「これからフィードバックします」と言っても相手が聞く準備をしてくれるかは分かりません。もっと言うと、「フィードバックください」と言っているからといっても、本当に耳の痛いことも聞きたいと思っているとは限りません。単なる「私良かったですよね?」という確認をしたいだけの時もあります。自分も含めてそうですが、特にネガティブなフィードバックは聞く側が受け入れるマインドになっていなければほとんど意味がありません。むしろ(言葉に出すかどうかは別として)反発の方が大きくなります。

これを避けるためには、本人がどう感じているかを聞き、その中で出てきた課題について聞かれた時に初めて、「私がどう思ったかというと…」とフィードバックを始めるような流れがいいと思います。要は本人が本当にフィードバックを求めている状態を確認してからということですね。非常にまどろっこしい方法ですが、聞き入れられない状態で無駄なフィードバックをして関係性が悪くなるよりは全然マシです。マネージャーとしてはコレも言わなきゃアレも言わなきゃと思いますが、まずはどう本人に聞き入れる準備をしてもらうかに集中することが必要だと思っています。

また、上司側もぜひ部下からのフィードバックを求めてほしいですね。どのようなやり方、伝え方がいいのかというのは、やはり回数を重ねないとなかなかわからないと思います。私も聞くのが怖いと思うときもありますが、いろいろな人からフィードバックを(頑張って)もらうようにすることで、少なくとも聞く側としての訓練はだいぶできてきたような気がします。(たぶん・・・)

 

今日これを書いてみて、子供にも「おかあさんの接し方どう?」とフィードバックをもらってみようかなと思ったMeikoでした。う〜ん、やっぱり聞くのが怖い!

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