幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

プロフェッショナルの片鱗

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

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先日子供のPTA行事で保護者が合唱する機会がありました。一曲だけだったのですが、事前に何度か練習して本番に臨むという気合の入り方です。指導役は隣のクラスの子のお母さんだったのですが、どうやら彼女は別の学校の音楽の先生だそうで、伴奏も指導も完全にプロフェッショナルという感じでとてもカッコ良かったです。

仕事のスキルを他の場面で活かしたり、逆に趣味など仕事外の活動を仕事で活かす、というのはワークライフバランスでよく言われることですね。組織側から見ると多様なバックグラウンドを持つ社員が多様なアイディアを職場に持ち込み、社員側から見ると多面性を持つことで視野を広げ、キャリアにもポジティブな刺激になります。

例えば以前オフィスリノベーションのプロジェクトで固定席を無くすという変化に社員がついていけるようにオフィスの片付け講座を開きました。プロジェクトメンバーの一人だった私は、(自称)片付けキュレーターとして講師の選定を担当しました。一方で新設するコミュニケーションスペースのデザイン選定時には、私の同僚が以前アート系の仕事をしていたので彼女に私の代理としてメンバーに入ってもらったこともあります。もう少しで無難なデザインになるところだったのが、彼女のおかげで面白いものになり結果的に大成功しました。まさにプロのセンスを見た気がします。

他にも会社のBtoCの営業部でお客様向けの小規模な片付けセミナーを企画したこともあります。逆にPTAで保護者のディスカッションをファシリテートしたのも私にとってとても良い経験びなりました。

ワークライフバランスというと、仕事とプライベートをどのような比率に分けるかという議論になりがちですが、それは本質ではありません。仕事も趣味も家庭もその人の一つの側面として捉え、それらをどのように効果的に組み合わせ、活かせるかということがワークとライフの両方を充実させるための重要な考え方だと思っています。最近だとこのブログもまさに私の一面の重要な部分を占めています。

 

家庭でプロフェッショナルっぽくコーチングなんかしてしまうと、最後は大体喧嘩になってしまうMeikoでした。

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