幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

マイノリティ、我が人生

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

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今週、所属している英語のスピーチクラブでスピーチをすることになったので、今日はその原稿の日本語版を載せたいと思います。自己紹介とダイバーシティ推進を組み合わせて作りました。

 

みなさんはマイノリティになった経験がありますか?例えば子供の頃転校したことがあればそれもマイノリティ経験ですよね。親になってPTAに参加したら周りが女性ばっかりだったという男性、海外に住んだことがあればもちろんそこではマイノリティですよね。ちょっとした「仲間はずれ」になったという感覚は誰にでもあるのではないでしょうか?

最初の会社に入ったとき、私はその会社で初の新卒入社でした。周囲はみんな一回り以上年上で、前職での豊富なキャリアを持っていました。結局私が退職するまで、私はその会社で唯一の新卒入社のままでした。

2社目の会社は逆に新卒入社の社員がほとんどだったので、勤続年数を聞けば年齢もバレてしまう環境でした。同期のつながりも強く、初対面の社員とは「何年入社?それじゃあ〇〇さんと同期だね」なんていう会話もよくありました。私もよく「何年目ですか?」と聞かれて「2年目ですよ」と答えると(そうは見えないので)「アレ?」という反応をされました。

3社目の会社では、同じ部門で働いている人たちの多くが留学などの海外経験があり、流暢な英語を話していました。外国人が入る英語の会議では全くついていけず、いつもとは別人のように大人しくなっていました。それでこのスピークラブに入ったわけです。

このように、マイノリティの経験は私の会社人生に欠かせない要素となっています。そして今私は会社でダイバーシティインクルージョンの推進を担当していて、孤独感や疎外感を感じない職場環境づくりをしています。マジョリティであれマイノリティであれ誰もが他人と違う部分を持っており、重要なのはお互いにその違いを受け容れてそれを強みにすることです。違いを活かせる社会を目指してこれからもこのスピーチクラブで自信を付けたいと思います。

 

私が役員をしているPTA本部は、男性メンバーと女性メンバーの役割がはっきり分かれているのですが、平日昼間に参加できないけれど力仕事もできないというMeikoはここでもマイノリティなのでした・・・。

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