幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

女性活躍推進データベース

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

positive-ryouritsu.mhlw.go.jp

ダイバーシティ推進担当(特に日系企業)なら一度はデータ集計に苦労したことがある厚生労働省のこちらのデータベース。女性活躍推進法では大企業は自社の行動計画を公表することになっていて、ホームページでの公表でもいいのですが、こちらに登録している企業も多いです。

このデータベースには行動計画だけでなく採用時の男女比や管理職の女性割合、ワークライフバランス系の数字を入れる項目もあり、一覧で企業を比較することができるので、就職活動中の学生や転職を考えている人の参考になりますね。できたての頃はびっくりするくらい見づらかった(横にスクロールって今時あります?)のですが、少しずつ改良されているようですね。

なぜこれに自社の数字を入れるのか、一つは政府の認定を取るためです。一般的な認知度は決して高くないものの、女性活躍推進企業の認定マーク(えるぼし)を取るためにはこのページにデータを掲載するという条件があります。

二つ目はいわゆる横並び文化ですね。業界で検索すると一覧で表示されてそこに自社の数字が入っていないとなんとなくマズい感じがします。何か問題があるように見えるんじゃないかとか。公表する企業が増えればそのプレッシャーも強くなります。そういう意味では日本企業の傾向を踏まえた効果的な戦略ですね。

これが100%真実を表しているかと言われればやっぱり職場によるとしか言えませんが、企業(の経営者や人事)の女性活躍推進の本気度を見るのにはとても参考になるのではないでしょうか。

 

今日会社で財布を無くしたことに気がついて色々探したら、コンビニにで会計した後にレジの前にあるレシート入れに財布を入れていたことが判明したMeikoでした(汗)。店員さん、保管して頂きありがとうございました。

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