幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

有給休暇 取らせる覚悟と取る覚悟

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

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ノバレーゼ素晴らしいですね!サービス業の中でもブライダル業界は特に休暇の取得が難しいと思います。一生に一度のイベントに、なかなか「ここまででOK」ということはないですよね。サービス業の休暇取得施策は短期的には売上や利益に影響するので、多くの経営者はそこまで踏み切れないのが現状だと思います。

また、記事にもある通り最初は「休みたくない」「もっと仕事をしたい」という社員(やる気があって評価も高い)の反発にも心が揺れます。でも、本人が言っているからといって例外を設けてしまうと推進の意味がなくなってしまうんですよね。「休暇を取れ取れと会社は言っているけど、単なるパフォーマンスでしょ」となります。

色々ハードルが高い休暇取得促進ですが、経営者が本気の覚悟を持って進めれば必ず結果が出ます。従業員が休暇を取る意味、その効果、そしてありがたさを感じられるところまでやり続ければ、ノバレーゼのように予想以上の成果に繋がります。従業員のエンゲージメントが上がって人が辞めなくなり、いい人が採用できて、お互い様の風土ができて、誰が休んでも仕事が回る仕組みができ、新しいことに取り組む社員が増え、一体感が生まれて、そして売上や利益が上がるのです。

業種や業界、規模にかかわらず、どの会社でもこの流れは生みだせるのですが、経営者、従業員ともに覚悟や意識改革が必要となるので、やっている会社はやはり非常に少ないです。そんな中で経営者と人事担当者が情熱を持って本気で取り組んだ企業だけがノバレーゼのようになれるということなのでしょう。

 

有給休暇を取って一人でお笑いライブを見に行くのが最近の楽しみのMeikoでした。

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