ダイバーシティとリーダーシップ
3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。
明らかに以前とはリーダーシップやマネジメントのあり方が変わってきたと思います。プレイヤーとして優秀だからとか、仕事を良く知っているからとかとかだけで管理職になるケースもまだまだありますが、本人も周りもとても不幸になります。だからこそ色々な形の管理職研修があるわけなんですよね。
最近では、その管理職研修の中にダイバーシティマネジメントを入れることも多いです。タイトルにダイバーシティと付いてなくても、ハラスメント防止、育児や介護をしている社員のマネジメント、ワークライフバランス講座などですね。さらに、一人ひとりの部下ときちんと向き合うとか、コミュニケーションやフィードバックのスキルとかも結局は多様な社員のマネジメントであり、その多様性をどう活かすかという話です。
自分がスタッフだった頃と社会も市場も会社の戦略も違い、この先もどうなるかわからない中で、リーダーがいつも正解を持っているとは限りません。むしろ現場の感覚の方が昔の経験よりも役に立つ場面は多いでしょう。というわけで、今の管理職に求められるリーダーシップは結局はダイバーシティマネジメントなんですよね。どこまで幅広く多様な意見を聞けるか、意見を言う意味があると思わせるか、そして多様な意見をどう融合して質の高い意思決定ができるか、それが今一番求められているリーダーシップのあり方だと考えています。
建物の中でも当然のように迷うのが真の方向音痴で、それはまさに私だなと思うMeiko でした。