幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

転職に有利な経験

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

f:id:Meiko_KR:20190323152457j:plain

ダイバーシティの注目度が年々上がり、また変化や変革を戦略の旗印に掲げている企業が増えてきた中で、ダイバーシティ推進や組織の変革に携わった経験を持つ人材が求められてきているようです。これまでの日本企業ではどんな人材も社内で調達し、誰も経験したことのない事業や職種でもなんとか回していました。そのためにどんな仕事にも職場にも(その会社内であれば)適応できるような人材をジョブローテーションで作ってきたわけです。

ただ、ダイバーシティ推進や社内風土改革は上から指示がある仕事ではないので、会社の辞令で異動してくると動き方が分からず結構きつかったりします。社内公募でそのポジションに合う社員が応募してくれば理想ですが、残念ながらこの仕事は外から見ると何をやっているかよく分からないと思われがちなのでそれも難しいです。なので外から経験のある人材が求められているというのはある意味当然で、私自身もそういう話を聞くようになってきました。

企業変革や組織風土改革を専任でやっている人はとても少ないのでおそらく今後売り手市場になっていくと思います。ただ、実はこの経験は今の職種や部署にかかわらず誰でも得ようと思えば得られる経験なんですよね。もちろん人事や経営企画にそのような風土改革担当をおいている企業が多いと思いますが、基本的には各部署やあるいは会社横断のプロジェクトチーム、委員会組織などを作ることが多いので、そのメンバーも同じような経験が得られるわけです。逆にプロジェクトメンバーだからこそ事務局に求めることもわかるようになります。

会社横断だけでなく例えば営業本部での変革チームが組織されることもありますし、とにかくそのようなプロジェクトにアサインされればいいので異動よりも全然ハードルは低いです。大体の場合こういう仕事が増えることは社員には敬遠されるので、自分で申し出ればそれが通る可能性は高いと思います。

実際にプロジェクトメンバーになった場合には、積極的に事務局を動かすとともに、自部署の改革にも取り組みましょう。このような経験を持つ人材は、今多くの企業に強く求められています。職種を超えて求められていると言っても過言ではないので、新しい職種にチャレンジしたい人にとって、それが一つのきっかけになるかもしれません。

というわけで、社内で何か新しいプロジェクトや委員会が立ち上がる際には、ぜひ思い切って手を挙げてみてください。キャリアの新しい扉が開くことは私が保証します!!

 

今日はようやくメインテーマでブログが書けたことにホッと胸をなでおろすMeikoでした。

Meiko_KR (@Meiko_KR_tw) | Twitter