幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

PTAはつらいよ

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

toyokeizai.net

この記事の「みんなが平等にやるべき」というのはとてもわかります。平等に分担するための役割を増やして、それにより本部も参加する親も大変な状況になっているのかもしれません。とはいえ有志だけだと経験が長い人がまるで上司のように振る舞い、他の人をアゴで使う可能性もあります。PTAのOG組織はまさにこのタイプです。

また、日本だからやりにくいというのも確かにあると思います。私も小学校でPTAの本部役員をしていますが、効率的なやり方に変えるのは本当に難しいです。少しずつでも変えられるかなと思って行きつ戻りつしながら、任期は基本2年のところこの4月から3年目に突入しました。もう少し結果が出るまで続けるつもりです。ちなみにフルタイムをしている女性の役員は私だけです。

ウチの女性PTAメンバーは毎週平日の一日、昼間学校で作業しています。最初にそれを聞いた時はなんでそんなにやることがあるんだろうと思いましたが、仕事の数で言えばまあそれくらいあるかなと今は思っています。ちなみに私は平日の昼間の活動は参加したことがありません。なので毎週のように仕事をしながら色々な話をしている他のメンバーの輪には正直はいれていません…。

前任のフルタイムで働いている女性メンバーもそういう状況がかなり辛かったと退任する時に言っていました。その前にいた方は結局一年だけで辞めてしまったそうです。毎週集まっている女性メンバーは私が平日昼間の活動に参加できないことについては何も言わず、夜や土日の参加で充分だと言ってくれます。が、(私のように?)かなり図々しくないと辛い状況だとは感じています。

男性メンバーは土日と夜の活動、もしくは会長のポジションが役割です。なんというか、見事に「性別による役割分担」がされていますね…。そこから一人はみだしているのが私というわけです。ちなみにこの状況を打開するために会長になろうかとも思ったのですが、前任の会長が数多くの行事にきっちり参加していたのでそれを引き継ぐのはさすがに難しく、諦めました。

本部役員だけでなくそれぞれの担当役員やそれ以外の人たちも、「このやり方だと続かないかも」と薄々気が付いているものの、一歩をどう踏み出すかが見えずに目の前の仕事をこなしている状況です。私自身も明確な答えは持っていませんが、子供が卒業する前になんとか打開策を見つけたいと思っています。

 

久しぶりにブログを更新できてホッとしているMeikoでした。

Meiko_KR (@Meiko_KR_tw) | Twitter