進次郎が育休を取るかどうかで安倍首相の女性活躍推進の本気度がわかる!
3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。
小泉進次郎さんが環境大臣になられるそうですね。おじ(い)さんばかりの閣僚の中で、(比較的)若い視点が入るのはとても良いことだと思います。
さて、ダイバーシティ的に今回最も重要なことは彼が育児休暇を取るかどうかですよね!私はぜひ1ヶ月は取ってほしいと思っています。「そうはいっても国を担う大臣だしね」「国会議員は普通の会社員とは違うでしょ」という意見に対しては、以前
で書いた通り、そんなこと言ったらすべての職種や業種が「ウチでは育休取れないよ」となります。
総理大臣が突然病に倒れても国が滅びることはありません。それよりも、いつまでたっても同じ価値観の人(高齢のコンサバな男性)しかいない国会や内閣のほうが長期的には国を滅ぼすと思いませんか?
今回進次郎さんが入閣することで、安倍政権のイメージアップになることは事実だと思います。でも、もし「大臣は育休無理だよね」となった場合、安倍首相はダイバーシティの本質をわかっておらず、女性活躍推進も口先だけだということが証明されてしまいます。どんなポジションでも性別や年齢に関係なく実力で登用されるのがダイバーシティであり、女性の管理職比率や男性の育休取得率はその進み具合を測ることのできる指標です。(決して目的ではありません)
男性の育休取得の前例がない組織で最初の一人を誕生させられるかどうかは、上司やその組織の長のマネジメント能力を表します。今回について言えば、安倍さんが首相にふさわしい器なのかがまさに問われると言っても過言ではないと思います。
そして、ものすごいプレッシャーがかかる大臣という役職こそ、突発事態に備えてバックアップ体制を築く必要があるわけで、事前の準備ができる1ヶ月の休業はうってつけの機会です。
一億総活躍を実現できるかどうか、進次郎さんの育休に注目したいと思います。
先日あるイベントで野田聖子さんに直接質問する機会がありました。私は彼女に女性初の総理大臣になってもらいたいと思っているのですが、おじ(い)さんからはなかなか好かれそうにないので実現は難しいかもと思ったMeikoでした。
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