感情のコントロール
3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。
感情のコントロールって難しいですね・・・
明石市長がご自身でおっしゃっている通り、動機が何であれ激昂するのはやはりNGです。これまでの実績を見るともう一度チャンスをあげてほしいと感じる部分もありますが、とはいえ「激昂」は取り返しがつかないことだというのも事実です。
怒鳴る、声を荒げる、尊厳を傷つけるなどは、一度で相手にとても大きなダメージを与えます。一度でも怒鳴られるとその瞬間から相手に対して心を開くことは難しくなります。夫婦や親子、恋人などそれまでの関係があったとしても、元通りに修復するには長い時間がかかります。壊れるのは本当に一瞬なんですよね。
会社などの組織の場合、このような信頼関係のダメージはチームのパフォーマンスへの影響も大きいです。例えば怒鳴るような人とは自然と距離を置くようになるので、どんなに重要な情報だとしてもギリギリまで誰も伝えないというのはよくありますね。コミュニケーションやコラボレーションが組織の成果に直結する時代、これは致命的な損失になってしまいます。
ただ実は私自身も(よく)感情的になります。できることなら「今自分は感情的になっていないか」と常に問いたいと思ってはいるものの、本当に感情的になったらなかなかそうはいきません。また売り言葉に買い言葉、というのもありますし・・・。
なので、感情的かどうかというよりも声の大きさと表情に気をつけています。つまり心や感情を把握してコントロールすることはあきらめて、それらのアウトプットである声の大きさや顔の表情のみにフォーカスするということです。なるべく大きな声を出さないように、そしてどんなに怒り心頭でもそれを表情には出さないようにします。あえて笑顔を作る、ということもありますね。
大きな声が問題をこじらせることはあっても解決することは決してありません。そのときは意見が通ったように見えてもそれは信頼と引き換えに得た一時的な幻想です。今はアンガーマネジメントについても様々な情報やトレーニングがあるのでそれらを組み合わせて自分なりの工夫を見つけられるといいですよね。
子供を叱るときの声を抑えるって一種の神業だと思うMeikoでした。
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