幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

ダイバーシティ推進のゴール

なかなか取組の成果が見えづらいのがダイバーシティ推進ですが、ゴールも同じように設定が難しいです。結局どうなったらしっかり推進できた、となるのでしょうか?女性管理職比率が50%を達成したら?それとも社員アンケートで全員が『当社はダイバーシティが進んでいる』と回答したら?

いずれにしてもイメージするのは難しいですね。この質問を大先輩にぶつけたところ、『社員が、うちの会社のDNAはダイバーシティです、と答えたること』と言われました。他にも『専任の部署が必要なくなったら』というのもありました。たしかに、ダイバーシティを推進する担当がいなくても、全ての部署やチームが自分たちの業務にD&Iの考え方を入れ込めれば専任の部署はいらないですね。

あるいは管理職全員が自分のアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)に気がつき、性別や年齢や家庭の事情に関係なく部下の能力を信じて仕事を任せる、社員全員が違いを受け入れ自分の個性を活かし、お互い様の風土を作るようになれば、それはやはりダイバーシティが進んでいると言えるでしょう。

そうやって考えるとダイバーシティ推進は担当者ではなくその組織全員が主役だとわかります。自分自身も含めて働きやすい職場を作ることが本当の意味でのダイバーシティ推進であり、それが実現できた時がダイバーシティ推進のゴールなのかもしれません。

 

Twitterはじめました

https://twitter.com/Meiko_KR_tw/