幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

もしも卒業式でスピーチするなら

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

 

子供の小学校でPTA役員をやっているのですが、先日もし私がPTA会長だったら卒業式の挨拶でどういう話をするかな、とちょっと考えたので、今日はそれを原稿にしてみたいと思います。(もちろんダイバーシティの話です)

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卒業生のみなさん、そして保護者のみなさま、本日は誠におめでとうございます。PTAを代表いたしまして一言ご挨拶を申し上げます。

小学校でのたくさんの思い出と、中学校生活への期待と不安でみなさんの胸は今いっぱいになっていることでしょう。中学校ではみなさんは制服を着て、小学校の頃よりも規律正しい行動を求められることになります。

そのような学校生活の中で、ときには自分は他の生徒と違っているかも、と感じることがあるでしょう。例えば価値観や考え方。みんなが好きだと言っているゲームやテレビドラマに興味が持てないとか、あるいは男の子同士で女の子の話をしている中に入れない、もしくは身体の成長の仕方が他の子と違うとか。そういうことでも悩むかもしれません。

でも、みなさんに伝えたいのはそういう違いをお互いに理解し、尊重することの大切さです。人は一人ひとりみんな違います。同じ年齢、同じ性別であっても好きなものが違うのは自然なことです。そして、誰かを傷つけたりルールを破らない限りどんな考え方や感じ方も正解なのです。

ただ、人間には違いを悪いことだと受け止めてしまうという傾向があります。そのことで悩んだり、違いがある友達と距離を置いてしまうこともあるでしょう。でも、違いに悩んだりお互いを傷つけあうよりも、違いをそのまま受け止めて相手の考え方を尊重し、理解しようとしてみてください。クラスや学校などの仲間みんながこのように行動すればそれぞれが自分らしくいられる、とてもよいチームになります。そして違いをそのまま受け止められる大人が増えれば、この社会はもっと良くなります。みなさん一人ひとりの力でぜひ素敵な未来をつくっていきましょう。

本日は本当におめでとうございました。

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実際書いてみると、スピーチって結構難しいですね・・・。

 

以前校長先生に学校業界の働き方改革の重要性を力説して、ドン引きされたMeikoでした。

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