幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

Meiko版働き方改革法案

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

 

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働き方改革で労働法規も色々変わっていきます。担当者としては法律が変われば対応するしかないですし、経営層や社員にも「法律が変わったので…。」と言えばいいのである意味楽ですね。

ただ、労働法に限らず社会保険もそうですが、法律は変わるたびにややこしくなり、条文の言い回しもわかりにくくなります。おまけに就業規則の雛形も同じようなわかりにくさなので、そのままだと社員にも理解できません。私のような人事担当でも勘違いしてしまうことがあります(読解力がないだけ?)

いずれにしても法律になってしまえば数年後には何となく定着しています。週休2日がこんなに普及しているということは、すなわち年次有給休暇5日取得も何とかなるんだろうなと思います。でも、これまで私が出会ってきた何人かの「絶対休まない人たち」(インフル部長含む)はきっと年度末のギリギリになってまとめて5日間取るのでしょう。それが一番周囲にとって迷惑な話なのですが。

私が法律を作るとしたら、賃金(お給料)の2年という時効を無くします。つまり残業代の請求が無期限にできることになるということです。会社にいる間にその会社を訴える人はほとんどいないですが、辞めてからだとハードルが下がりますよね。今は最大でも2年分になっているサービス残業代のリスクは今後どんどん大きくなっていきます。何年もさかのぼって残業代を請求できるとなると、サービス残業は怖くてさせられなくなります。おまけにグレーゾーン金利のときみたいに弁護士&社労士業界が好景気に沸きそうな予感もします。

いったん長時間労働サービス残業など違法労働を一掃することで不健康な労働慣行や組織風土を変えてから、裁量労働などのフレキシブルな働き方を浸透させていきたいというのが私の個人的な考えです。

 

最近一気に老眼が進み、混んでいる電車の中ではブログが書けなくなってしまっているMeikoでした。

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