幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

在宅勤務で大切なこと

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

 

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みやさん、在宅勤務していますか?もしくはできていますか?あるいは嫌々やらされていませんか?

オリンピックパラリンピック開催に向けて特に東京ではテレワーク推進が活況です。小池都知事も通勤ラッシュがこのままだとマジでヤバいと思っているかではないでしょうか?

というわけで今日は3年以上週一の在宅勤務を続けていて、また二つの会社で在宅勤務の導入と推進をしてきた私が大切なことをお伝えします。

とにかくやってみる

在宅勤務は育児している女性のためだと思われがちですがこれは大きな誤解です。週一日通勤しないだけでこんなに身体が楽なのか!とびっくりします。ただ、その人によってメリットはさまざまななのでとにかく一度とは言わず一か月週一で試してください。

上達するまでやってみる

在宅勤務はオフィスでの働き方とかなり違うので、慣れるまでは戸惑いや不便があります。最初はこんなんで本当に効率的に働けるのか?と感じるのですが、それはまだ自分も周りも物理的に離れて働くことに慣れていないだけです。うまくいったこと、いかなかったことを振り返りながら改善していくと、ある時からグッと生産性が上がるのが実感できるでしょう。

在宅勤務に向いている仕事をやる

もちろん全ての種類の仕事が在宅に向くわけではありません。とはいえ、いわゆる事務職のほとんどの人が週一日分くらいは在宅の方が捗る仕事があります。それはやりながら仕分けていく必要があります。慣れてくると1週間の仕事を俯瞰して、この仕事は在宅でやろう、と上手にスケジュールとタスクを管理できるようになります。逆に物理的に在宅が難しい仕事を無理にやる必要はありません。ちなみに会議は参加人数や種類によって変わるので一概には言えず、中には在宅同士で話した方が効率的な場合もあります。

自分がオフィスにいるときも意識する

自分が在宅勤務ではない日も、チームメンバーや部下が在宅勤務の場合、自分が席にいて対応できる状況か、例えばスカイプのステータスなどによってわかるようにしておきましょう。会議を設定するときは、在宅勤務の人がいる前提でウエブ会議も設定します。

定期的に実施する

最初のうちは出来る時にやろうとするとなかなかできません。会議がある、問い合わせがありそう、来客を断れない、など油断すると、結局毎日会社に行くことになってしまいます。災害時や電車の遅延などで急に在宅勤務が必要になったときにも慣れていないと、接続に手間取ったり、予想外のトラブルがおきてしまったりと、もったいない状況になります。そうならないためには定期的な在宅勤務を実施し、その予定は早めに立ててしまいましょう。

 

来年の夏には通勤電車が空いているといいですね〜と都内で一番込み合う電車の沿線に住むMeikoでした。

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やりたいと思っていた仕事に20年かけて辿り着いた話

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

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最近ふと、「今やっている仕事はまさに学生時代にやりたいと思っていた仕事だ!」と気が付いたので、今日はこの20年を振り返ってみたいと思います。

1.現実感がなくなった学生時代

大学時代の私は企業組織論を専攻し、どういう組織や戦略、人事制度が本当に成果を出すのか、イノベーションを生み出す組織とはどいういうものかについて考えていました。ただ、会社で働いた経験がない私にとってはどこまで考えても想像でしかありませんでした。大学院の修士課程に進学したものの、自分が研究していることが本当になにかの役に立つのか自信が無くなり、博士課程への進学は諦めました。

2.就職活動は大失敗

進学は諦めたものの企業組織論への興味は失っていなかったので、なるべく近い仕事をしたいと思い、当時人事の職種別採用をしていた数少ない会社に応募しました。が、準備は適当なのにプライドだけ高い大学院生が受かるはずもなく、全て落ちました。また、当時バイト先を通じて参加させてもらった「外資系人事の会」では「大学で学んだことなんて何一つ役に立たない」と言われ、心底がっかりしたことを覚えています。

3.徒歩5分の会社にバイトで入る

 修士課程2年の秋、もう新卒で就職することは不可能だと思って「とらばーゆ」(懐かしい!)で正社員登用ありの経理のアルバイトに応募して受かりました。そこは外資系の専門商社で上司の配慮で4月から正社員になったものの、新卒は私一人だったので新卒研修もなければ同期もいない状態でした。人事の仕事は諦めてなかったので社内公募にもチャレンジしたのですが失敗し、経理のままで転職を考えます。

4.転職して偶然人事に配属される

諸事情で夫の実家に行くことになったタイミングで日系企業に転職しました。経理の経験しか無い私は入社直前まで経理部配属の予定だったのですが、偶然ポジションが空いて人事に配属となりました。そこで一般的な人事の仕事をしながら、勝手に一人で女性活躍推進や両立支援を始めたのがダイバーシティ推進に関わったきっかけです。念願の人事になって気がついたのは、私が学生時代に思い描いていた「組織を考える仕事」は(当時は)一般的な会社には存在しないということでした。

5.会社の風土を変える仕事

ダイバーシティ推進にやりがいを感じていた私は東京転勤を機に転職サイトに登録しました。会社をやめたいと考えていたわけではなかったのですが、私のダイバーシティへの想いを評価してくれた会社があり、そこで専任担当になると同時に、風土改革の仕事もアサインされました。当時は「風土改革」が部署名に付くのは珍しく、名刺交換のたびに色々聞かれたことを覚えています。

6.気がついたらやりたかった仕事をしていた

そして今、さらに会社を変えました。最近は組織の風土変革をどう進めるか社長と膝詰めで議論し、経営層向けのイノベーションワークショップを企画し、行動指針を社員に浸透させる研修をファシリテーションしています。まさにこれは私が学生時代思い描いていた仕事なんですよね。そしておそらく私が学生だった当時このような仕事は一般的な企業の中には存在していなかったのですが、最近は風土変革が重要なテーマになっている会社はかなり増えてきています。私のキャリアと社会の流れがちょうどクロスしたのだと言えるかもしれません。

7.まとめ だから何なんだ

色々な回り道をしてきて、それが必要だったかと聞かれたら正直言ってよくわかりません。ジョブズではないですが、点と点をつないできたらここにたどり着いただけです。大学時代きちんと英語を勉強して最初から外資系コンサルに入社できていたらもっと早くこの仕事をしていたかもしれません。ただ、実際にはここに書ききれなかったもっと多くのことがあり、振り返ったときに他の道や方法を想像することは非常に難しいです。

でも一つだけ言えることは、思い描いていることはどこかのタイミングで必ず実現できるということです。もしかしたらそれはイメージ通りの状況ではないかもしれないけれど、その中核にある「想い」は必ず形になると自分の経験から断言したいと思います。そのために必要なことはただ一つ、目の前に突如出現したチャンスをきちんと掴むことだと考えています。

 

「幸運の女神は前髪しか無い」と言いますが、前髪しか無い女神を想像するのはかなり難しいなあ・・・と思うMeikoでした。

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社員面談のコツ

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

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人事は社員面談をする機会が多い仕事です。私もこれまでの会社で延べ数百人(ほとんど女性)と面談を重ねてきました。面談の目的は様々ですが、共通するコツもあると感じているので今日はそれをご紹介します。

1.オープンな自己紹介で不安を取り除く

まずは自分から自己紹介をします。入社年や仕事の内容、そして育休前後の面談の場合は私のプライベートのことに少し触れることもあります。「人事の人」というだけで社員が身構えてしまうことも多いので、相手の不安を取り除くために笑顔で話します。ただし、シリアスな相談事の場合はこの部分は短めにしてすぐに本題に入るようにしています。

2.面談の目的を明確に伝える

事前にメールなどでアポイントを取った際に目的を伝えていても、または相手から相談したいということで面談をすることになったとしても、話を聞く前に面談の目的をお話しています。例えば「今日お伺いしたいのは現在の〇〇の状況、今後不安な点、サポートしてほしい点などについてです。また、こちらからは(例えば)この制度の概要や現在人事で検討していることなどお答えできる範囲でお答えします」などですね。異動の希望があることがわかっている場合はこの場では判断できないことも先に伝えておきます。

3.秘密を守ることを伝え、そして守りきる

言うまでもありませんが人事の口の堅さは生命線です。誰か他の人に伝える場合はそれが誰か、そしてどの内容かを具体的に確認し了承を得ます。また、了承を得た場合もセンシティブな内容がでてきたら「この部分は言わないほうが良いですか?」と聞くようにしています。もちろん言わないと言ったことは何があっても部内や上司にも言いません。(苦しいときもありますが)

4.ときには知らないフリをする

上記と似ていますが、面談相手についての情報を実は私は知っているけれど、本人は私が知っていることを知らない場合もあります。その場合は知らないふりをしますし、本人がそれについて言及したときに「そうなんですか」と初めて聞いたような態度を取ります。また、第三者の情報についても、知っていても知らないフリをすることもあります。ただこれはとても微妙で、私が知らないことが不自然な場合は正直に「知っていますが言えません」と言います。

5.個人情報以外はなるべく本当のことを伝える

今度は上記と矛盾しますが、個人情報ではないことであればなるべく正直に話します。例えば検討段階の人事制度などについて話すことは相手に期待を持たせるので良くない、という考え方もありますが、私は人事や会社として検討していることは伝えてもいいのではないかと思っています。もちろん、それと合わせて実現するハードルの高さも(多少大げさに)伝えることで、相手にも分かってもらえると信じています。また、私自身の考えについても正直に話すことで、「会社」という得体の知れないものではなく普通の社員が人事施策を考えていることを伝えられればと考えています。

6.相手が話したいと思っていることは最後まで聞く

人事や人事制度への批判・不満など耳の痛いことを言われることも多いですが、とにかく最後まで聞きます。「聞いてしまうとなにか対応しないといけない」と思うかもしれませんが、意外と単なる誤解だったり説明すれば納得してもらえることも多いです。あとはご自身で行動してもらうしかないという結論になりご本人が「上司と話してみます」と言うケースもかなりあります。とりあえず最後まで聞くことだけを意識して、その後のことはまた考えればいいかなというスタンスのほうが良いかもしれません。

7.まとめ 仲間でありお客様だと意識する

社員面談の場合、相手は同じ会社の人なので仲間だと思えば肩の力を抜いて対応することができると思います。一方で人事部としては日頃我々の「人事サービス」を使っていただいているお客様から意見や要望を聞くことが社員面談の重要な目的でもあります。言葉や態度はお客様に接するように丁寧に、心は同じチームで働く仲間に接するように面談を進めていくことが効果的な面談をするコツなのではないでしょうか。

 

4月の学校の保護者会には夫に参加してもらったのですが、クラスに父親は一人だけだったそうです。家庭や地域における男性活躍推進の道のりはまだまだ長いと感じたMeikoでした。

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男性のインクルージョン

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

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 以前も記事に書きましたが、男性のインクルージョン施策は今こそ必要だと感じています。

meiko-kr.hatenablog.com

 

一家の大黒柱という強いプレッシャーの元人生を会社に捧げる覚悟で働いている男性にとっては、女性活躍推進の動きは恐怖でしかないからです。社会のためにあるいは会社のために女性活躍推進施策が必要なことは頭では分かっていても、その理屈が恐怖や感情のわだかまりを解決するわけではありません。

もちろんビジネスの場で感情的になるわけにはいかないために、何だかんだとよくわからない理屈をつけて反対するわけです。そこにいくらロジカルな理由を持ち込んでも、そんな人達に納得してもらうのは非常に難しいです。特に最近は女性活躍がかなりメジャーになってきているのでそれに反対する(でも正面切っては反対しない)彼らはある意味マイノリティなんですよね。

ダイバーシティ推進の目的は多様な属性や価値観の違いを活かすことなので、こういう変化についていけない男性陣のインクルージョンを考えることも、みんなが働きやすい会社や生きやすい社会を作ることにつながります。

そういう意味で男性活躍推進チームや施策は今の時点でも必要なのかもしれません。むしろ、女性だけでないというメッセージが伝わるのではないでしょうか?でも女性活躍推進と男性活躍推進だとセクシャルマイノリティへの配慮が無いですよね・・・。というわけで政府としては「一億総活躍社会」なのでしょう。

 

息子のゲーム時間の長さにとうとう夫がキレてマイクロマネジメントをしようとし始めたので、上司と部下を取り持つ人事のように面談の設定をしてみたMeikoでした。 

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PTAはつらいよ

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

toyokeizai.net

この記事の「みんなが平等にやるべき」というのはとてもわかります。平等に分担するための役割を増やして、それにより本部も参加する親も大変な状況になっているのかもしれません。とはいえ有志だけだと経験が長い人がまるで上司のように振る舞い、他の人をアゴで使う可能性もあります。PTAのOG組織はまさにこのタイプです。

また、日本だからやりにくいというのも確かにあると思います。私も小学校でPTAの本部役員をしていますが、効率的なやり方に変えるのは本当に難しいです。少しずつでも変えられるかなと思って行きつ戻りつしながら、任期は基本2年のところこの4月から3年目に突入しました。もう少し結果が出るまで続けるつもりです。ちなみにフルタイムをしている女性の役員は私だけです。

ウチの女性PTAメンバーは毎週平日の一日、昼間学校で作業しています。最初にそれを聞いた時はなんでそんなにやることがあるんだろうと思いましたが、仕事の数で言えばまあそれくらいあるかなと今は思っています。ちなみに私は平日の昼間の活動は参加したことがありません。なので毎週のように仕事をしながら色々な話をしている他のメンバーの輪には正直はいれていません…。

前任のフルタイムで働いている女性メンバーもそういう状況がかなり辛かったと退任する時に言っていました。その前にいた方は結局一年だけで辞めてしまったそうです。毎週集まっている女性メンバーは私が平日昼間の活動に参加できないことについては何も言わず、夜や土日の参加で充分だと言ってくれます。が、(私のように?)かなり図々しくないと辛い状況だとは感じています。

男性メンバーは土日と夜の活動、もしくは会長のポジションが役割です。なんというか、見事に「性別による役割分担」がされていますね…。そこから一人はみだしているのが私というわけです。ちなみにこの状況を打開するために会長になろうかとも思ったのですが、前任の会長が数多くの行事にきっちり参加していたのでそれを引き継ぐのはさすがに難しく、諦めました。

本部役員だけでなくそれぞれの担当役員やそれ以外の人たちも、「このやり方だと続かないかも」と薄々気が付いているものの、一歩をどう踏み出すかが見えずに目の前の仕事をこなしている状況です。私自身も明確な答えは持っていませんが、子供が卒業する前になんとか打開策を見つけたいと思っています。

 

久しぶりにブログを更新できてホッとしているMeikoでした。

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ブログを書いて学んだこと

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

 

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ブログを書き始める前は「ダイバーシティ働き方改革でそんなに記事書けるかな」と思い、始めてからは「書きたいことがたくさんあるから毎日更新で全然行ける!」と感じ、90記事を超えた最近では「書き尽くした感」を感じ始めています。というわけで息切れしてきたこれからが正念場なのかもしれません。また、自分が書きたいことを書きたいように書いてきて、いわゆるブログのセオリーみたいなものをほぼ無視しているからか、更新頻度が高いにもかかわらず読者もアクセスも全然増えません。

とはいえ、振り返ってみるとブログを通じて多くのことを学びました。一番は他の方々のブログを色々読むようになったことです。こんなに幅広い考え方やアイディアを知ることができるシステムは素晴らしいと思います。また、自分がダイバーシティのブログを書いているので、それらのブログやWebニュースをいつもダイバーシティという視点のメガネをかけながら読んでいます。こうすると、他の人のブログやニュースで語られる多くのことが、すべて自分に関係あるように感じてきました。

結局はブログを通じてダイバーシティの本質である「他の人の考えを知り、違いを受け容れ、そこから学ぶ」ということができるようになったと強く感じています。読者数やアクセス数がパッとしなくても(泣)、これからも自分のためにマイペースで更新していきたいと思います。

 

小学生の娘の作文に「来年は先生が変わるけど我慢していればそのうち慣れるからがんばります」と書いてあって子供ながらに不安なんだな〜と思わず娘を抱きしめたくなったMeikoでした。

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どこまで戦うべきか

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

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みんなが参画意識を持ち自発的に行動する組織風土が理想ですが、色々なところでうまくいきません。上の人(必ずしも上司とは限らない)を意見が違ったとき、どこまで戦うべきかいつも迷います。

企業にはビジョンや行動基準、ポリシーなどがあり、それに従って行動や意思決定をすべきだと言われます。多くの企業で「社会に貢献する」「お客様のために」などですね。でも実際にはKPIと呼ばれる数値目標があり達成したかどうかで評価やボーナスが決まるので、実際の意思決定が行動基準と矛盾する場合がでてきます。

目標が達成できない場合は上司に説明する必要がありますし、説明したところで往々にして「それは言い訳だ」と言われます。社長であっても株主や親会社から数値目標を課せられます。「売上を追求する」とか「利益を最大に」などというビジョンはどこにも書かれていないいのですが。

となると行動基準と相反する意思決定をせざるを得ない状況も出てきます。ただその決定や指示は下から見ると「ビジョンなんて口ばっかり」「行動基準は形骸化していて何の意味もない」となって、社員の参画意識が低下していきます。

上の人の指示や意思決定が違うと感じたとき、みなさんはどうしますか?「売上を犠牲にしてもそういう売り方はすべきではない」と言ったとき、「売上が下がったら、次の投資ができなくて会社の存続が危うくなる、その責任が取れるのか?」と言われたらどう反論しますか?もしくは「ここで違う意見を言うと上司の信頼を失って自分がやりたい仕事ができなくなるかも。そうなると顧客のために考えたあの企画が無駄になる」と考えて反論しないでいることもあると思います。

というような話を最近あちこちで聞いたり、私自身が直面することがあり結構モヤモヤしています。でも、ダイバーシティ推進で抵抗されることに慣れっこになっているこの私が守りに入ってしまったら、私の価値なんて一体どこにあるんだろう、と思って自分を奮い立たせています。

 

娘がノートに大きな字で「ガーリック」と落書きしていたのを見つけ、どういうことか教えてほしいMeikoでした。

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