幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

男性のインクルージョン

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。

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 以前も記事に書きましたが、男性のインクルージョン施策は今こそ必要だと感じています。

meiko-kr.hatenablog.com

 

一家の大黒柱という強いプレッシャーの元人生を会社に捧げる覚悟で働いている男性にとっては、女性活躍推進の動きは恐怖でしかないからです。社会のためにあるいは会社のために女性活躍推進施策が必要なことは頭では分かっていても、その理屈が恐怖や感情のわだかまりを解決するわけではありません。

もちろんビジネスの場で感情的になるわけにはいかないために、何だかんだとよくわからない理屈をつけて反対するわけです。そこにいくらロジカルな理由を持ち込んでも、そんな人達に納得してもらうのは非常に難しいです。特に最近は女性活躍がかなりメジャーになってきているのでそれに反対する(でも正面切っては反対しない)彼らはある意味マイノリティなんですよね。

ダイバーシティ推進の目的は多様な属性や価値観の違いを活かすことなので、こういう変化についていけない男性陣のインクルージョンを考えることも、みんなが働きやすい会社や生きやすい社会を作ることにつながります。

そういう意味で男性活躍推進チームや施策は今の時点でも必要なのかもしれません。むしろ、女性だけでないというメッセージが伝わるのではないでしょうか?でも女性活躍推進と男性活躍推進だとセクシャルマイノリティへの配慮が無いですよね・・・。というわけで政府としては「一億総活躍社会」なのでしょう。

 

息子のゲーム時間の長さにとうとう夫がキレてマイクロマネジメントをしようとし始めたので、上司と部下を取り持つ人事のように面談の設定をしてみたMeikoでした。 

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