幸せなダイバーシティ、しなやかな働き方改革

ダイバーシティ推進や働き方改革の本質を一担当者として語りたい

行動を起こすスイッチ

3つの会社でダイバーシティ推進と働き方改革をしてきたMeikoです。担当者として感じていること、学んだことなどを書いています。 

 

誰かに行動させることぅてとても難しいですよね。丁寧に、ロジカルに、わかりやすく説明してもなかなか相手が心から納得できるところまで到達できません。優しく言うと聞いてくれないけど厳しく言うとパワハラになるし、信頼関係にもヒビが入る。ルールだ決まりだと言ってもそのルールに納得してなければ罰則で縛るしかない。

私はまさにこのタイプなのですが、誰かにこうしろああしろと言われると内容に関係なく脊髄反射で反発してしまうんですよね。それが例えばしがないダイバーシティ担当が言ってもなおさら難しいわけです。

というわけで、権限も影響力もない場合に誰かに行動してもらいたい時は次の2点を強調するようにしています。それをやる具体的なメリット、いかに簡単で時間や労力がかからないか、です。具体的なメリットはなるべく相手の個人的なものにします。会社や部署のメリットだと全然響きません。その方が抱えている問題が直接的に解決できると一番いいので、まずそれを聞き出すところから始めます。それから簡単で具体的な第一ステップを設定するのも大事ですね。フォーマットを作って埋めてもらうだけにする、資料をこちらで作って話だけしてもらう、メッセージをドラフトして修正だけしてもらう、会議なら日時の調整と場所の確保を請け負うなど、面倒なことを引き受けると意外とま、いいかとなってもらえることも多いです。

やるべき理由をいかにロジカルに説明しても、できない理由は必ず見つけられてしまいますし、ロジックを固めようとすると手間や時間がかかってしまってキリがないんですよね。「ロジックが弱い」と言われたことも何度もありますが、あまりめげずにそういう人の個人的なフックはなんだろう?と考えています。こうやって書くと私ってなんか感じ悪い人ですよね…。

 

子供のやる気スイッチが背中に付いていたら本当に便利だなと思うMeikoでした。

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